
私たちについて
代表の想い
住まいへの希望と、人生のゆとりを両立したい。
大学卒業後、ハウスメーカーで設計・現場管理を経験し、28歳で家業の建材業に入りました。
建材の配達や新築住宅の確認申請代行を続ける中で、忘れられない出来事がありました。
会社員時代に新築を担当したお客様が、生活状況の変化で住宅ローンの返済が難しくなり、ご自宅を手放されたのです。
そして、その家の売却に伴うリフォームを私が担当しました。
新しい暮らしに胸を膨らませ、楽しく打ち合わせを重ねた当時の様子を今も覚えています。
人生には思いがけない変化が起こる。住宅ローンの重さを、改めて考えさせられました。
以前から中古住宅の活用に関心があった私は、使える建物を活かし、必要な性能や暮らしやすさにきちんと費用をかけながら、家計にもゆとりを残す住まいづくりができないかと考えました。
2011年に父から代表を引き継ぎ、社名を「あすなろ設計事務所」に改め、リノベーションを事業の中心に据えました。
家は、人生を豊かにするためのもの。
住まいだけにお金をかけすぎず、食事や旅行、子育て、老後にもゆとりを残してほしい。その想いは、今も変わっていません。

代表取締役 坪内孝介
会社の方向性、目指す未来
暮らしの選択肢を広げ、建物の可能性を次の世代へ。
中古戸建住宅や中古マンションを探すお客様と接する中で、希望する品質を備えた住まいが、需要に比べて少ないと感じてきました。
一方で、大きな家に一人で暮らす方から「一人でこんな大きな家に住む必要はないけれど、行く先がない」と聞いたことがあります。
その言葉をきっかけに、住み替える選択肢が少ないことで、まだ使える住宅が次の世代へ引き継がれにくくなり、やがて空き家となり、手入れが行き届かず傷んでしまうこともある。そんな住宅の循環が滞る問題に気づかされました。
住み慣れた家を大切にして暮らし続けることも、年齢や家族構成の変化に合わせて住み替えることも、どちらも自由に選べるようにしたい。
住宅のリノベーションに加え、空き家活用やシニアシェアハウス「COCO静岡」に取り組むのも、そんな想いからです。
そして、建物の可能性は住宅だけに限りません。
使われなくなった建物も、時代や地域のニーズに合わせて役割を変えることで、新しい価値を生み出せると考えています。
住宅リノベーションで培った経験を土台に、将来は暮らしや働く場など、さまざまな建物の再生へと活動を広げ、既存建物の可能性を引き出せる会社へと成長していきます。
建築クリエーターへの想い
建築を好きでいられることが、良い仕事につながる。
建築を志す人の多くは、建築が好きでこの仕事を選びます。
私自身、会社員時代は設計と現場管理に携わり、夜遅くまで働いても、努力や責任が待遇に十分反映されないことに疑問を感じていました。
好きで始めた仕事だからこそ、長く誇りを持って続けられる環境をつくりたいと思っています。
家業に入ってからは、お客様との相談、設計、現場管理、アフターメンテナンスまで自ら担いました。そこで実感したのは、お客様の声を直接聞いたつくり手が現場まで関わることで、ご要望の背景や設計の意図を途切れさせず、住まいづくりに反映できるということです。
あすなろでは、建築クリエーターが自ら考え、工夫し、一つひとつの仕事に責任と誇りを持って取り組むことを大切にしています。
そのために、一人ひとりが自分の力を十分に発揮でき、努力や成果が正当に評価される環境づくりを進めています。
建築を好きでいられることは、学び続け、工夫を重ねる力になる。その積み重ねが、お客様の想いに応える提案や、安心して任せていただける仕事につながる。そんな会社を育てていきたいと思っています。