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打ちっぱなしの家


|施工前の住まいとご相談内容
焼津市で、築27年のプレキャストコンクリート工法の住宅を購入し、リノベーションした施工事例です。
以前にオープンハウスへお越しいただいたお客様から、物件購入前の段階でご相談をいただきました。
現地を確認すると、建物はコンクリート造。仕上げを剥がし、コンクリートの表情をそのまま活かせば、この住まいならではの個性が生まれると感じました。
お客様が目指していたのは、少し無骨で、格好よさのある住まい。ご家族の暮らしを受け止めながらも、一般的な内装にはない素材感を楽しめる空間を一緒に考えていきました。
ただし、すべてをコンクリート表しにすると、寒さや暮らしにくさにつながる可能性もあります。素材の魅力を活かす部分と、住まいとして整える部分。そのバランスを見極めながら計画を進めました。
|リノベーションで行ったこと
内壁はコンクリート表しを活かし、建物の素材感がそのまま空間の表情になるように整えました。
一方で、外まわりには断熱材を入れてロス仕上げとし、見た目の無骨さだけでなく、住まいとしての快適性にも配慮しています。ベランダの直下にも断熱材を入れ、レッドシダー材で仕上げることで、室内外のつながりにも木のあたたかさを加 えました。
すべてをコンクリートのまま見せるのではなく、木の床や建具を組み合わせることで、硬さとやわらかさのバランスを整えています。
ワンポイントとしてリビングには、古材の足場板を再利用した建具を採用しました。新しい素材だけでは出せない時間の質感が加わり、無骨さの中にも落ち着きのある空間になっています。
プレキャストコンクリート造の個性を活かしながら、断熱性と暮らしやすさを整えた、中古住宅リノベーションです。

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