アパートの大規模修繕で利回りアップ?1棟リノベのススメ◎
- asunaro-sekkei
- 4月25日
- 読了時間: 4分
更新日:5月2日
📑 目次
築年数が経ったアパートを所有していると、そろそろ外壁が古びてきたな、設備が劣化してきたな…と感じることがあると思います。そのたびに「またお金がかかるのか」と頭を悩ませるオーナーさんも多いでしょう。
でも実は、思い切って“まるごと1棟リノベーション”することで、将来的に利回りを改善できるケースがあるんです。
🏠 リノベーションってどんなことをするの?
「リノベーション」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、要するに古くなった部分をまるごと見直して、魅力的な建物に生まれ変わらせる工事です。
🔧 主なリノベーション項目
┌────────────────────┐
│ 外観リニューアル ▶ 外壁塗装、屋根の補修 │
├────────────────────┤
│ 水まわりの交換 ▶ キッチン・浴室・トイレ │
├────────────────────┤
│ 内装の一新 ▶ 床・クロス・建具の張替え │
├────────────────────┤
│ 間取り変更 ▶ 人気の1LDK化など │
└────────────────────┘
これだけでも入居者の満足度は大きく変わり、家賃を維持またはアップできる可能性が高くなります。
📈 利回りにどう関係してくるの?
古いままの物件は、どうしても空室が出やすくなり、家賃も下がりがち。一方、リノベ済みのアパートは、「古いけど中はキレイ」と好印象を持たれ、早く入居者が決まることが多いです。
💡 利回り改善のイメージ
比較項目 | リノベ前(築20年超) | リノベ後(同じ築年数でも魅力UP) |
家賃 | 月5万円 | 月5.8万円 |
空室期間 | 3ヶ月以上 | 1ヶ月程度 |
入居者からの印象 | 「古そう」 | 「築年数を感じさせない」 |
💬 修繕とリノベは「支出」じゃなく「投資」
「修繕費はなるべく抑えたい」という気持ちもわかります。けれども、放置してボロボロになってしまえば、入居者が離れて収入も減ってしまうかもしれません。
リノベーションは単なる支出ではなく、“収益物件の価値を高める投資”と考えてみてください。
✅ チェックリスト:あなたのアパート、大丈夫?
以下の項目に2つ以上当てはまるなら、リノベ検討のタイミングかもしれません。
☐ 外壁にヒビや塗装のはがれがある
☐ 空室が埋まりづらい
☐ 設備(キッチン・浴室)が古く、入居者からの修理依頼が増えている
☐ 家賃を下げないと入居が決まらない
☐ 入居者の入れ替えが激しい
🔍 まずは「現状チェック」から始めよう
いきなり大がかりなリノベを決める必要はありません。
まずは専門業者に相談して、今の建物の状態や、どんな改善ができるのかを見てもらうだけでもOKです。
長く安定した家賃収入を目指すなら、定期的な見直しと、大胆なリノベの選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?
🔗【無料相談はこちら】
リノベーションや修繕のご相談は、下記フォームよりお気軽にどうぞ⇣
🏡 【実際のリノベ事例をご紹介】
ではここで、当社が実際に手がけた大規模なリノベーション事例をひとつご紹介します。
📍【事例】築48年・RC造アパート(市内・24戸規模)
Before(リノベ前)
外壁・屋根・共用部に経年劣化多数
室内は昭和感が残る設備・内装
空室率は40%近く、家賃は相場より安め
修繕履歴が少なく、建物全体に疲労感あり
After(リノベ後)
総工費:約1億5,000万円をかけて全体改修
外観デザインを現代風に刷新(外壁タイル+LED照明)
各部屋は配管から水回り・断熱・窓サッシまで一新
室内は「シンプルモダン+くつろぎのLDK 」がポイント
共用部は宅配ボックスを設置
成果
表面利回り:18%に改善(改修前は約10%)
入居率100%を半年以上維持
内覧予約がリノベ完成後に殺到
長期入居希望者が増え、退去率が激減
このように、初期投資は大きくても、リターンも非常に高くなるのが大規模修繕の魅力です。
とくに、都市部で建物構造がしっかりしているRC物件なら、「あと20年戦える資産」に生まれ変わらせることが可能です。
Comments